こんにちは!LEC長崎駅前校です。
本日は、市役所試験の概要と対策方法についてお伝えしていきます。
市役所試験の概要
試験日程
A日程:6月
B日程:7月
C日程:9月
日程が複数設定されているので、最大で3つの市を併願することができるのが市役所試験の特徴です。
A日程は地方上級(県庁・政令指定都市職員)の試験と同じ日時で同じ問題が課されること多いです。B日程、C日程になると、教養科目のみの試験を課す自治体が多いです。
試験内容
教養試験
公務員として必要な一般教養について、五肢択一式の筆記試験を行います。一般的には40問出題され、文章の理解力や基本的な計算力、人文・社会・自然科学の基礎知識などが問われます。受験生の点数差がはっきりするため、各科目のしっかりとした対策が必要になります。
また、最近ではSPIやSCOAなど民間試験を取り入れている自治体も増加しています。
論(作)文試験
1 次試験または2 次試験のいずれかで課され、与えられた課題に対して自分の意見を記述する形式です。おおむね制限時間は60分から90分で、字数は800字から1,200字程度です。課題に即して文章をまとめる必要があるので、繰り返し文章を書く訓練をしましょう。
面接試験
個別面接が主流ですが、集団面接や集団討論を実施するところもありますし、面接を複数回実施することも多いです。1次試験の成績が良くても面接試験での評価が低いと採用まで至りません。公務員としての心構えや物の見方、集団生活への適性などがみられます。
試験対策の方法
教養試験
頻出の分野を確実に解けるようになることが合格への第1歩。
数的処理なら、判断推理の論理、対応・順序関係、数的推理の整数・割合、速さ、図形の展開図、軌跡、分割、計量、資料解釈の構成比を抑えておきたいところ。
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社会科学では、政治思想・制度、政党・選挙制度、地方自治、国際社会、消費者・生産者理論、人権・国会等が定番です。
人文科学は、日本史・世界史ともに近現代を、世界史はアジア史を中心に、地理は地形、気候、産業というようにポイントがはっきりしています。
自然科学は、文系の方にとっては苦手意識がある方もいるでしょうが、物理は力学、波動、電気、化学は物質の構成、反応、無機、生物は遺伝、地学は太陽系宇宙と頻出分野は決まっています。
効率よく、頻出範囲を理解し、市役所試験でウエイトが大きい面接対策に時間を割くことが重要です。
論(作)文試験
国家公務員や地方上級の試験と違い、政策に関する内容よりも文章そのものを採点の対象としているところが多いです。また、最近では自己PRや事例に対する課題設定と解決方法を問うような新しい問題が出題されている自治体もあります。
面接試験
実施形態は様々ですが、話す内容はもちろん、人間性が見られています。集団面接では、周りへの気配りなどが見られ、個別面接では挨拶や話し方が見られます。市役所の職員は市民を直接相手にすることが多い仕事ですので、人間性が重視されています。
まとめ
市役所試験は、比較的易しいと言われていますが、しっかり対策をしないと合格することはできません。LECでは教養試験だけでなく、論文や面接の対策も充実しているので、市役所試験対策にご検討ください!
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